ミリタリーパンツは軍の管理のもと放出されたもの

ミリタリーパンツをはじめ、ミリタリージャケットなど、今やおしゃれアイテムとしてミリタリーショップなどで販売されていますが、本来はオシャレ着ではなく、軍の放出品であり、ファッション性とは程遠い、機能性を重視して作られたものです。ミニタリーパンツなど一点一点が全て、国の管理の下、競売の形で放出されてミリタリーショップに並んでいるのです。ミリタリーパンツはもとより、ミリタリージャケット・コートなどすべての物が実に機能的に作られていて、しかもとても質の良い生地を使って、値段も市価の半額以下とくれば、おしゃれな若者たちがほおっているわけがありません。さっそうとミリタリーパンツにミリタリーブーツで決め込んだ若者が、街中を闊歩する姿が目に浮かぶようです。40年代〜60年代のものはコットン100%で、それ以降は大体、コットンとポリになっていきます。当然ながらミリタリーパンツなど軍隊の物ですから、その歴史は古く、今のデザイナーたちが生まれる前からあったもので、今のファッションの原点とも言われます。なかには往年のミリタリーファッションをアレンジして自分のブランドを立ち上げた売れっ子デザイナーも数多いです。

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ミリタリーパンツの着こなしも、あなたのセンス次第?

ミリタリーパンツなどミリタリーファッションとしてのアイテムは数多く、現在は製造していないものがほとんどですので、ビンテージ的価値もともない、その人気に拍車をかけています。
アイテムとしては、ミリタリーコートとしてPコート、トレンチコート、ダッフルコート、ステンカラーコート、革ジャンなど実にミリタリーそのものといったものをはじめ、シャツ、ジャケット、パーカー、パンツ、Tシャツ、バッグ、キャップ、ブーツなど数えられないぐらいのアイテムがあります。一連のミリタリーファッションは民間用に製造しているわけではありませんので、国からの放出がなければ手に入ることはありません。新品が放出されるタイミングは、新しく商品企画が変わる場合のみ放出されるわけです。アメリカ軍をたとえると、1951年と1965年などでした。今、出回っているミリタリーパンツなどをはじめミリタリーファッションたちは、その時点の在庫が市場に出ているといえます。いずれにしても商業用に作られたものではないので、サイズ等にしてもデザインにしても、着る側のセンスで妥協もし、独自のコーディネートも楽しめるところが、ミリタリーファッションの魅力となっています。

ミリタリーファッションを楽しむには?

ミリタリーパンツなど全てのミリタリーファッションは、欧米人の体格で作られています。当然のことですが、日本人のサイズはどこにも考慮はありません。普通のファッションと違い、購入の際に自分なりのファッションイメージを作ってから購入を決め込むほうが、素敵なコーディネートを楽しめるのではと思います。ですから気に入ったミニタリーパンツを見つけたとしたら、そのパンツに完全さを求めるのではなく、多少の妥協が必要となるのです。当然、輸入業者は新品もUSEDも限りなく日本人の体系を意識して輸入していますが、それでもぴったりということはありません。まずはMやLなどのサイズは少ないと覚悟しておくべきですね。またミリタリーパンツなど軍パンですので、何のためかわからない用途のポケットとか、紐や穴などがある場合があります。本来、軍隊での機能重視に用途をしぼって作ってありますので、通常の生活では理解できないような付属がついている場合が多いです。これも面白いアクセサリーの一部なんだというようなオシャレ心でとらえてもらえると、あなたは本当のミリタリーファッションを楽しめる人になれるでしょう。

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Copyright © 2008 ミリタリーパンツをオシャレに着よう!